破壊者(歯科医者)か調和医療か
  全体を見るか部分を見るか、調和と不調和、自然と不自然、純正部品と偽物

或る患者さん、歯が痛く電話にも出られないと言うことで奥さんからお電話がありました。
前の日も痛くて歯医者に行ったそうですが痛みが引かないと言うことでした。
実際に拝見してみると、わずか2週間ほど前に入れたと言う
左上奥歯のブリッジがグラグラし、打診痛がありました。
1週間前にインレーを入れた左下7番は指で触れただけで痛みがあり腫れた状態でした。
体全体のバランスを考えず部分だけを診て治療したものですから
詰めても取れ、取れないように大きく削ったため歯が痛くなり、神経を取りさらに大きく削り被せたので
抜く様な状態になったものと思われます。
今度は抜いた歯の前後の歯を削り顎の動きと不調和なブリッジを入れたため
そのブリッジと下の歯に問題を起こし、問題がある状態で下の歯を削ったため今回のような状態に成ったものと思われます。
体全体のバランスを考えない部分だけを診た不調和な歯科医療を繰り返した結果、
治療すればするほど歯は駄目になり、体は歪んで体にも影響が出て来たと思われます。
http://yamashita.dental-net.jp/info/frameset-info-10.html


歯の噛む力は50キロ近く有ります。噛み合わせの不調和があると神様が造った完璧な歯でさえ虫歯に成りますし、
治療した歯も問題を起こしますし、歯にも歯茎にも骨にも顎にも体にも様々な問題を起こしますし、
虫歯でなくても夜も寝られない程の痛みが出ることも有ります。
そんな痛みでも噛み合わせの調整だけで良くなる場合がしばしばあります。
50キロ近くの力で歯同士がぶつかり合っていたのでは炎症は治まりません。
殴り合いを続けたのでは腫れは引きません。殴り合いをやめる事、原因を絶つ事が大切です。


当院では身体全体のバランスを考えて入れた歯の噛み合わせの不調を取り、
炎症の元を絶つ処置をさせて頂きました。


でも高速で走る車がブレーキを踏んでも急には止まらないように
沸騰するヤカンのガスの元栓を閉めても沸騰は直ぐには止まりません。
風邪でも怪我でも治るのには時間も掛かります。
歯医者はマジシャンでは有りません魔法のように病気を消し去る事は出来ません。。
ただ命の体の働きのお手伝いをさせて頂くだけです。
炎症が治まるには時間も掛かります。

「医者が包帯を巻き、神が治す」 ヒポクラテスの言葉

不調和を取ってもエネルギーが貯まっていれば歯が浮き上がり、また歯が当たりだし炎症が中々引かない場合もあります。
そんな場合は再度の調整も必要に成ります。


その後どうなったかなと思い患者さんに電話してみると未だ痛みが引かないと言う事でした。
自分でかみ合わせを診る方法をお教えし無理があるようなら出来たら再度拝見させて頂きたいと
お話ししたのですが今は遠くに来ているので今日は伺えないと言う事でした。
はじめの電話で痛くて自分では電話に出られないほどの状態が当方の調整で50キロ近くある
歯同士のぶつかり合いが無くなり症状の進行が止まり
遠くに出かける事が出来るまでに成ったと思われますが、
その意味が患者さんにはお判りに成られないようで残念に思いました。
でも嚙み合わせの不調和を取ってあげた事で、それまで2週間近くその歯と骨に寝ても覚めても
食べても、話をしても、歩いていても加わっていた50キロ近くの異常な力が歯に掛からなくなれば
原因を絶てば燃えだした火でも消えるように数日で症状も取れ、将来にわたって歯と体に良い結果を
もたらしてくれると思われます。ただ残念な事は今回の事からその意味を患者さんが理解しない事で
また同じ事を繰り返し歯と体を駄目にしたり、周りの人に気づきのチャンスを与えられない事ですが、
取りあえず今回入れたブリッジその他が体との調和を取る事により長く持つ事が出来れば
それはそれで良かったかなと思っています。

薬に副作用があるように、歯科医療にも副作用があります。
知識が身を守る。
木を見て森を見ず、部分を見て全体を見ず、一時を見て全体の時間変化を見ずでは無く
心を研ぎ澄まし、感覚を研ぎ澄まし、何が大切か
何が本物かを感じる取る事が大切かと思います。

災い転じて福となす
気づき、理解が大切。気づきが人生を変える。
自分の経験を未来に、次の世代に、周りの人々に生かす事が大切


参考
http://cgi2.nhk.or.jp/gatten/archive/program.cgi?p_id=P20080827
自宅で治す虫歯

細菌学的、化学的、物理的原因を絶ち、歯の気持ちを聞きながら治療すれば歯は中から二次象牙質を作って治ってきます。原因を絶ち、掛け替えのない歯と体を駄目にしない事が大切です。

参考:
私達の歯の噛む力は50キロ近く有り動きながら磨り減りながら時間を掛け体全体でバランスを取りながら生えてきます。噛み合わせの不調和が有ると神様が造った完璧な歯でさえ虫歯に成りますし、治療した歯も問題を起こしますし、歯茎にも骨にも顎にも体にも様々な問題を起こしますし、虫歯でなくても夜も寝られない程の痛みが出ることも有ります。そんな痛みでも噛み合わせの調整だけで良くなる場合がしばしばあります。また人間は1日に15分位しか噛み締めていないことが生理学で判っていますがストレス、忙しさ、心配、不安等で食い縛っても問題を起こします。

また歯科医療等に伴う噛み合わせの不調和が原因で頭痛、肩こり、腰痛、不整脈、無呼吸、アドレナリンの増加、体の歪みその他様々な事が起こる事が有ります。私達の歯は時間を掛け体全体でバランスを取りながら生えてきます。歯科医療は自然の時間的変化に比べ大きな変化を与えますので体が付いて行けず、バランスを崩し上記の様な事が起こる事がありますので、治療は噛み合わせを変えない様に、最小限に少しずつ体を馴染ませながら行わなければ成りません。また虫歯になったら歯医者に行き詰めて貰うのが当たり前と多くの方は思っていると思いますが、某国で学校に歯科室を作り子供達の歯をせっせと詰めたら返って虫歯が増えてしまったと言う報告もありますし、歯医者に行けば行くほど歯が駄目になると言う統計も出ています。

歯を削って痛いと言う事は
「それ以上削ると駄目に成っちゃうよ」と言う歯の命の叫び声です。
麻酔で歯を黙らせればいくらでも削れます。歯を殺す事など簡単な事です。
神経を取れば神経の管に膿を持つ様に成るかも知れません。
神経を取れば枯れ木と同じで歯がもろく折れやすくなります。
被せる為に大きく削れば自分の歯はどんどん無くなります。
被せれば自然の歯と固さが違う為、今度は骨が減り歯周病に成ります。
入れたものに噛み合わせの不調和があれば相対する歯が駄目になったり
噛み合わせが不安定になり歯も体も時間を掛けて駄目になります。

歯科治療は歯の、体の気持ちに耳を傾けながら
掛け替えのない歯を大切にし、体のバランスを崩さない様に
慎重に行う事が必要です。

歯科医療所詮偽物、最小限一度に治療しない事が大切。
歯の堅さ、形全てに意味があります。
車に純正部品が良いように歯も自然が一番です。