歯と健康、本格調査へ

厚生省、秋にも研究班



虫歯、歯周病など歯の病気や、かみ合わせが悪かったりすることが、
脳や内臓、手足の病気などと関運があるのではないか。
厚生省は、かむことと全身の健康との関係を調べる研究に初めて
本格的に取り組むことを決めた。
これまで別々の治療になりがちだった歯科と内科などの医科を
結び付けることで、痴ほう症や内臓疾思などの新たな予防策と
治療方法を探っていく。今年秋にも歯科医、医師、スポーツ医学者など
専門家による研究斑を設置し、五つか六つのテーマごとに長期的に調べていく方針だ。
厚生省によると、肩こりに悩む人が歯の治療をしたら肩疑りが治ったり
歯科の臨床の現場では、歯や口の状態が体の別の場所に悪影響を及ぼしている
事例が広く知られているという。こうした個別の事例を検討し、
研究対象にふさわしいテーマを選ぶため厚生省は
「口腔(こうくう)と全身の健康についての研究事業」の運営協議会
(座長小平修平・国立健康・栄養研究所)を設立
@マウスを用いた、噛み合わせと健康状態に関する動物実験
A咀嚼(そしやく)運動が脳神経に与える影響,
B肩こりや疲労を訴える人の歯の状態
Cかみ合わせの異常や歯の病気とリウマチなど手足の病気との関係
D野球選手や登山家などスポーツマンの歯の健康状態
−−など幅広いテーマについて、学際的に研究することを決めた。

厚生省が研究に乗りだしたと言う事は国が歯とからだの関係をある程度
認めたという事であり、これから研究を始めるという事はまだ良く判らない
と言うことでもあります。良く判らないで大事な掛け替えのない歯を安易に
削るというのはどうなんでしょうか。研究の結果が出るのを待っていたのでは
手遅れです。判らないのなら安易に手を付けず謙虚に慎重に最小限にと
言う事が大切かと思います。(一度削った歯は元に戻りません)

気付いてからでは遅い、掛け替えのない歯を大切に!


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