飼い主が帰宅すると、一目散に駆け寄ってきて口のまわりをペロペロなめることがあります。
これは飼い主に甘えている行動で、興奮状態になっているはずです。
犬が飼い主の口のまわりをなめたがるのは、オオカミ時代の名残だといわれています。
オオカミの子供が母親の口のまわりをなめると、母親は一度食べたものを吐き戻ります。
子供はこれをエサにして成長します。 つまり、口のまわりをなめるのは、母親に食事をおねだりしているのと同じなのです。
 
生まれたばかりの子猫は自分の力では排泄できません。通常は母猫が子猫のお尻をなめることで、母猫の舌が刺激となって排泄します。子猫は生まれてから約1ヶ月の間、巣の中だけで暮らします。その間、子猫が勝手に巣の中で排泄を繰り返すと巣の中が汚れてしまいます。母猫がお尻をなめたときに排泄し、母猫がきれいになめ取るからこそ、巣の中の清潔が保たれるのです。
 
 
ちなみに、おしっこは出たばかりは無菌状態でアフリカのある部族は牛のおしっこで顔や髪を洗うそうです。