噛み合わせの不調和が
虫歯・歯周病の原因だった
奥歯の噛む力は50キロ近くあります。
顎は前後左右に動きますので噛み合わせの不調和があると
上下の歯がガツガツあたり、硬いがもろいエナメル質にひびが入り、細かな穴が開きます。
そこに食べ物が溜まり虫歯菌(ミュータンス)が酸を作り、歯を溶かし虫歯が出来ます。
また異常な力が骨に加わると、骨が破壊され歯周病に成ります。
歯周病菌は誰でも持っていますが異常な力で体がバランスを崩した事により
歯周病菌が体に勝ってその数が増えることに成ります。
また人間は1日に15分位しか上下の歯を噛み締めていない事が生理学で判っていますが
ストレス、頑張りすぎ等で噛み締める時間が多くても、噛み締める力が強くても虫歯や歯周病に成ります。
さらに歯に金属等が入れられていると歯が減らない為、問題が大きくなったり、早く駄目に成ったり
反対の歯を駄目にする可能性が大きく成ります。
噛み合わせの異常があると筋肉が緊張し、血行が悪くなり唾液の生成も悪くなり、
唾液が食べ物を洗い流す自浄性が低下したり
歯の再石灰化機能が低下しこの面でも虫歯を進行させる事に成ります。