歯を抜くと言われたけれど

Aさん

一ヶ月ほど前、左下の歯が痛く某医院を訪れたところ、レントゲンその他、色々な検査をされ薬を出されたそうです。一ヶ月後、抜くと言われ本当に抜く必要があるのかどうか診てくれと当院を訪れました。診ると原因は抜くと言われた歯の奥の左下一番奥の歯で当方の処置でレントゲンも撮らず薬も出さずその場で痛みが取れました。一体前の先生は一ヶ月何をしていたのでしょうか・・・。

Bさん
左下の7番の詰め物が取れ某医院を訪れました。レントゲンを撮り検査をし歯を抜きましょうと言われたそうです。さらにその奥に親知らずが埋まっているので、それも一緒に抜き、そこに人工歯根を植えましょう、費用は2,30万と言われたそうです。あまり簡単に抜くと言われたので本当に必要なのかどうか診てくれと当院にお出でになりました。当院でレントゲンも撮らず余計な検査もせず数回の治療で抜くことなく治療を終えました。また右下の歯も抜き、その奥のブリッジをはずし、抜いた歯の前の何でもない歯を削り全部つなげたブリッジにしましょうと言われたそうですが、そこも抜くと言われた歯だけを治して治療を終えました。言われた通りにしていたら噛み合わせも体のバランスも大きく変りとんでもない事が起きたと思われます。3ヶ月後の定期検診にお見えになり痛くも無く全く問題ない、本当に良かったとおっしゃっていました。

教訓:歯を安易に抜くのはやめましょう!
   安易に冠を外すのはやめましょう!
   余計な検査その他を何でもかんでもやるのはやめましょう!
   最小限、一度に治療しない!
   長年掛かって体が築きあげた体のバランスを狂わせない事が大切!


Cさん
或る歯科医院で左下に金合金のブリッジを入れ、右上にセラミックの歯を二本入れました。その後、腰痛、頭痛、肩凝り色々な事が起きました。それらの症状が落ち着くのに1年近く掛かりました。

Dさん
某歯科医院で左右の下の奥歯に金合金のブリッジを入れました。一度に多くの歯を削った為、それらの奥の残された歯がグラグラに成り5年ほどで抜けてしまいました。抜けるほどの50キロ近くの無理が掛かっていた為、頭部の皮膚の異常緊張からか髪の毛は逆立ち年齢の割に老け顔に見えました。

Eさん
左上の歯を抜き人工歯根を植えブリッジにしました。そのブリッジは殆ど噛んでいませんでした。抜いたりその後の処置の不良からブリッジの前の歯に、それまで奥歯が負担していた咬合力が一手に加わり骨が破壊され5年でグラグラになり自然に抜けました。歯を抜いた直後からそれまでには無かった肩凝りが起こったそうです。或る内科の先生曰く「肩凝りは万病もと」と・・。

教訓:出来るだけ噛み合わせを狂わせない様に
    最小限の治療を心掛けましょう。
   数年単位での影響を考えた治療を行いましょう。

Fさん
それまで綺麗な前歯をしていたそうです。ちょっと虫歯になり或る歯科医院を訪れたところ麻酔をされ歯を大きく削られたそうですが痛くて涙が出たそうです。治療が終わり次に歯を被せますと言われ言葉が出なかったそうです。前歯を治すと奥歯の噛み合わせが変り歯や体に影響が出ます。不調和な冠を入れれば下の前歯も駄目になります。

教訓:1億円出しても買えない歯です。
    充分な説明と納得、同意が大切です。
   お口の中の自然を大切に!


Gさん
このホームページをみて、病気や医療に関する考えが変わりました。
わたしは、開咬で今まで歯列矯正をしたりしました。今も開咬は治っていませんが、
それより自分がしてきたことが体を痛めることでしかなかったことに気付きました。
矯正のための抜歯(8本)、そのためか虫歯が多くなり、治療で神経を抜いたり、か
ぶせたりしています。
やっと間違いに気付きましたが、いじり過ぎているため、不都合もあり、このまま
放っておくことも不安です。
診ていただきたいのですが、遠方なので、まずはメールを送らせてもらいます。 
昨年、子供ができたのですが、本当に’知識は身を守る’ですね。
自然歯科の考え方にはすごく共感します。

教訓:人の顔が皆違うように噛みあわせも皆違っても良いと思います。
    部分だけでなく体全体の事を長期的な眼で見る事が大事!
     一時的な見た目の美しさより機能面が大事!

Hさん

叔母は,いい歯医者がいて、高血圧にもか
かわらず、診てくれてよっかたと,‐‐‐それから数年で、ボ
ケてしまって亡くなりました。つくづく、歯の大切さを痛感し
ます。
 それにしても、きちんと、患者のことを考えて、どうすべき
かを指導するのに、費用がとれなくて、レントゲンや、削るの
に診療報酬が出る制度に問題がありそうですね。あちこち行く
と、何箇所でもレントゲンを撮られて、それも嫌だしで、‐‐

参考:或る知り合いの御主人、定年前にと言うことで歯医者で歯を抜き入れ歯にしたそうです。
    その後、脳梗塞に成ったそうで入れ歯を見せて頂きましたが噛みあわせを殆ど考えて
    いない入れ歯に見えました。その先生は言ったそうです。入れ歯なんて保険で作ればいいんだ。
    2,3年に1回作り直しましょうと・・。そんな事をしたら噛み合わせと体のバランスが不安定に成り
    また体調を壊すと私は思います。出来れば体に馴染んだ入れ歯は一生使っていく
    位の気持ちでいた方が良いと思います。
    その奥さんが暮れに入れ歯をなくし、どこかで新しい入れ歯を作りました。
    半月後、口の周りは、しわが増え精神的にもイライラしているようです。
    そんな事も噛み合わせに関係していると私は思うのですが・・・・・。しぃ〜〜らない!

教訓:良い医者とは患者さんの健康をトータルに考えて治療する医者。


Iさん
予防が大事と言う或る先生の所に子供さんを連れて行ったそうです。
そうしたら顎全体のレントゲンを取って骨の中の歯並びが悪いので
矯正が必要ですと言われたそうです。外観は見た目も悪くないし
どうなのでしょうと言うことでしたた。
歯の大きさは決まっていますが、これから顎は大きくなるのですから
骨の中での歯並びが悪いのは当たり前なのに余分なレントゲンを
取って問題の多い矯正を勧めると言うのは一体何を考えているのでしょうか。
予防が大事と言う看板を出しているのは単に
患者さんを引き付ける為のキャッチフレーズなのかなあ?

教訓:言っている事と、やっている事の違いを見極めるのはあなた!