●歯には純正部品がない、よって必要最小限の治療を心掛ける。 ●余計なレントゲン検査、その他、不必要な事をしない。 ●シーラー(歯の溝を予防的に塞ぐもの)等も安易にしない。 (車のタイヤの溝にも意味があるように歯の溝にも意味がある。) ●自然の時間的変化のスピードを考慮する。 (自然の歯は体全体でバランスを取りながらはえてくる。 体のバランスを極力崩さない様に一度に多くの歯に手を付けない) ●治す事よりこれ以上悪くしない事を目標にする。 (一本ずつ歯と体を馴染ませながら時間をかけて慎重に治療する。) ●患者さんに十分説明し、お互いの納得の上にやる。 ●噛み合わせ、体のバランスを極力狂わせない。 ●原則的に健全歯を削ってのブリッジはしない。 (接着ブリッジ等の応用) ●神経は極力取らない。 ●歯も極力抜かない。 ●麻酔等の使用を極力さける。 (削って痛いという事は歯随の中にまで影響が伝わっている、 これ以上やるとダメになる止めてくれと言う信号です。 体の訴えを尊重する) ●歯科医が一方的に痛みを取ってやるのでなく 患者さんに病気や痛みの意味を深く理解してもらう。 ●患者さんが病気から生き方を学ぶお手伝いをする。 ●病気を肉体的、精神的、環境的バランスの崩れと考える。 体の構造を変える歯科医療は最後の手段と考える ●体が長年かけて築き上げたバランスを狂わせない。 補綴、修復等をするときは前後左右の顎の動きと極力調和させる。 垂直的咬合圧が歯軸の方向に加わるように斜面の調整を極力やる。 原則的に無咬合の補綴物を作らない。 (他の歯に無理が移動し半年一年として虫歯ノーロー等になる) ●フルマウス、噛み合わせ全体に手を付けるような大きな補綴は極力しない。 ●インプラント、矯正等は原則的にしない。 ●自然を大切にし謙虚な気持ちで診療に当たる。 薬の副作用、産業の公害問題等後から問題がでてくることが多い。 必要最小限の治療を心掛ける。 ●症状を総て意味のある事として捕らえる。