冷え取りと歯
血液は酸素や栄養素やホルモンや、細菌その他と闘う、いわゆる
体の中の兵隊さんの白血球その他を細胞に運びます。
また血液は体の中の老廃物を腎臓その他に運ぶ役目も担っています。
血液が体を養い、病気を治します。
様々な原因で筋肉が異常緊張を起こすと、血管が圧迫され血流が悪くなり、
生命力が低下し、体に様々な問題を起こします。
靴下の重ね履きや半身浴等に依る「冷え取り」や、
体の歪みを取るヨーガその他色々な健康法が有ります。
これらの健康法によって筋肉の異常緊張が取れたり、
組織の異常な圧迫が取れると体の様々な症状が改善されますが
同時に毒だしとか、好転反応とか、めんげんと言われる
一見悪い事と思われる症状が出る場合もあります。
例えば冷え取り健康法を提唱した進藤義晴先生の講演録に依れば
冷えとりをしていたら、体が人工的なものを受け付けなくなり
歯の人工物がどんどん取れて、付け直してもすぐダメになる事もあるとの事です。
またヨーガをしたら噛み合わせが変わり物が食べれなくなったという人もいました。
これらの事を自然歯科的立場から考えると
車に純正部品が良いように、歯の堅さ、形全てに意味があります。
また私達の歯の噛む力は５０キロ近く有り、動きながら磨り減りながら時間を掛け
体全体でバランスを取りながら生えてきます。
体の中で唯一「見える骨格」と言われている掛け替えのない歯を安易に
抜いたり削ったりする事で、体のバランスが一気に崩れ
筋肉の異常緊張を起こし、血流が悪くなり、脳その他の血流低下を越したり
５キロ、１０キロとスイカやボーリングの玉の様に重い頭が背骨の上でバランスを
取っていた体のバランスが崩れ、体が歪まない様に下半身の筋肉の異常緊張が起き、その結果、血流が悪くなり冷えを起こしていたものが、冷え取りで血流が良くなり
筋肉が緩み、筋肉のバランスが変わると、本来の原因である噛み合わせの不調和に
問題を起こし、歯がガツガツ当たり、セメントが破壊され詰め物が取れるという
事が起こります。取れた詰め物の噛み合わせの不調和の不調和を取らず、
ただ取れた詰め物をそのまま付けるとまた取れると言うことも起こります。
１本詰め物が取れればその歯に加わっていた５０キロ近くの力が他の歯に移動します。
２本詰め物が取れれば二本分の歯に加わっていた力が他の歯に移動し噛み合わせのバランスも変わります。
取れた詰め物は良くない物だからと、そのままにしておけば、それが原因でまた体のバランスが崩れ問題を起こします。一番良いのは長年慣れ親しんだ取れた詰め物を体全体のバランスを考えて噛み合わせの不調和を取って付け治すのが一番だと思います。
体は心を含めて全体でバランスを取っている
冷え取りにせよ、ヨーガにせよ、歯をいじる事にせよ
外から手を加えればバランスが変わります。
大事な事は、中から、自ら変わる事が大切です。
から
歯の噛む力は５０キロ近く有ります。噛み合わせの不調和があると歯にも体にも様々な問題を起こします。また人間は１日に１５分位しか噛み締めていないことが生理学で判っていますが忙しさ、イライラ、クヨクヨ、心配、不安等で食い縛っても問題を起こします。
でも、どんなにかみ合わせが悪くても噛む頻度と力が少なければ問題を起こしません。
キーポイントは噛む頻度と力の強さ。捕らわれない生き方、それと自然の掛け替えのない歯、神様がくださった純正部品の歯を出来るだけいじらない事が大切です。今この時を、何事にも捕らわれず、歯と体、心を休め、筋肉を休め人生楽しく、ゆったり、のんびり、前を見て、光を見て日々淡々と過ごして行きましょう。
から
私たちの体の構造を顕微鏡等で見ると、その意味有る構造に驚かされます。
また病気の意味等を深く考えると、この世に起こる事、すべての存在に意味があると思われます。私達自身がその一部である宇宙そのものが意識を持った存在であると私は思います。その宇宙の思い・意識がこの世に存在する全てのものを創造し、全ての出来事を起こしていると思います。私達の肉体は無から生まれて無に帰っていきます。
しかし,この世に生まれて生きて、色々な事を経験したと言う事実は消えません。
この世は魂の成長の場、自分を知り宇宙の法則を知る学びの場だと思います。
そして私達人類は宇宙の意識の進化に大きな役目を果たしていると思います。
また病気やイヤなことは神の愛の鞭であり生き方の羅針盤だと思います。
私は何物にも捕われない、宇宙の法則と調和した生き方をしたいと思っています。
